ふじたです! 2022/02/08 (火)

いつも税理士法人エスペランサをご愛顧頂きまして、誠にありがとうございます。

年が明けて、はや1か月が過ぎました。
寒さが厳しく、雪が見られる日もございますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今月は2月ということで、節分です。節分で年が変わり、そこで一つ年を取るとも言われますが、
節分を前にして、成人式も各地で感染対策に工夫をしながら行われたようです。

成人といえば、2022年4月から約140年間20歳とされていた成人年齢が18歳に引き下げられます。
そのため、2022年4月1日の段階で18歳、19歳の方は、その日をもって成人となるそうです。
となると、選挙権や飲酒、喫煙などなど各方面に影響が出ることになるわけですが、
相続税の世界の中では、例えば、生前贈与にかかる贈与税に影響がでるところがあります。
祖父母や父母からその贈与した年の1月1日において20歳以上の子供や孫へ贈与した場合には、
贈与税の税率が低く設定されている制度がありますが、この年齢も18歳に引き下げられることになります。

その他にも、税金の世界で、「20歳」が「18歳」になるものとしては、相続時精算課税、相続税の未成年者控除などが代表的なものとなります。
いずれも実際の適用に関しては、注意すべき点もございますので、「関係あるかも」と思われる方は、ご遠慮なくお問合せ下さい。

こんなことを考えつつ、自分の成人式のことを思い返してみると、全くもって大人とは言えなかったなと苦笑い…です。
当時撮った写真を見れば、振袖を着て、娘そっくりな顔が、久しく見ない肌のツヤとハリとともにこちらを見返しておりました(正確には娘が私にそっくりなのですが)。
ああ、戻りたい…。

税理士法人エスペランサでは、元気いっぱいのスタッフが皆様のお越しをお待ちしております。
毎年なんらかの改正が行われる税法の世界、わからないこと、不安なことがありましたら、遠慮なくご相談下さい。